レシムノに憧れて

雑記以外の何物でもないです。趣味はエコとギリシャです。

テサロニキ

前記事の「エレニの旅」に登場する白布の丘ですが、テサロニキにあるという設定です。

かつて私がレシムノから始めた旅も、途中トルコを挟んでテサロニキにも行きました。新約聖書にも出てくるテサロニキ。大学も有名です。

大きな駅で大都市なんだろうと思いましたが、なんとなく寂しく、暖かみが感じられない街でした。

観光地ではないのかもしれません。お土産物屋さんもあったのかなかったのか、あったとしても数件だと思います。

それでも、滞在するホテルはちゃんと見つかったし、見るべきと観光ガイドに載っているところ、宿の主人に勧められたところは見てきました。

でも、やっぱりなんとなく歩いていても旅している喜び、みたいなものは全く感じられず、港で海を見ていても何故か虚しくなりました。


当時の日記は捨ててしまったので、どんな風に感じていたか、はっきりとは思い出せませんが…。


その前にトルコからのバスの到着時刻の都合で仕方なく一泊した、もっと北の町、アレクサンドロポリの方が何もない町で観光スポットもないのに、何故かホッとする居心地の良さを感じました。港に小さな遊園地があったのを覚えています。


その基準はなんなんでしょう?

アレクサンドロポリは何も用事がなく座っていても、自分が旅をしてると思えるところ、それに対しテサロニキは座ったり町をウロウロしていると何故か自分がホームレスのような気分になりました。