レシムノに憧れて

雑記以外の何物でもないです。趣味はエコとギリシャです。

レシムノに憧れる3

イラクリオンでは、雑貨屋さんで買い物をしました。中古の腕時計です。
全体的にシルバー色の、文字盤は角の丸い正方形で大きめなのに数字は小さく、針も細く、真面目なのに華奢で優雅な感じがしました。
一番気に入ったのは、ベルトです。
透明のラバーみたいな質感のもので、ベルト全体の中にシルバーのラメが少し、サラサラと入っていて、時計を動かすとベルトの中のラメも動きます。見たことのない可愛さだと思いました。
でも残念なことに、そのベルトは時計と接続する箇所が外れていました。だから安く売っていたのですが、日本に帰って直せばいいだけだと思い、迷わず買いました。10ユーロくらいだったと思います。
しかし、帰国して何軒か時計修理のお店に持っていっても、直せませんでした。この材質だと接着剤でつけるしかないけど、またすぐに取れてしまう、とどこでも言われました。
それで、結局一度もその時計を腕にすることはなく、アクセサリー入れに保管し、最近まで存在すら忘れていました。
一昨日倉庫状態になっている部屋の荷物を片付けていたら、久々に出てきて、忘れていたけどやっぱり可愛いなあとシミジミしました。

ちなみに、電池が切れているのか、実は壊れているのか、針が動いてるのも見たことはありません…。