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レシムノに憧れて

雑記以外の何物でもないです。趣味はエコとギリシャです。

かつてのある日のスパルタ

ギリシャ語で言うと、スパルティです。というかいつも思いますが、ギリシャ語は動詞も名詞も、人の名前さえも語尾が変化するので、名詞を日本語表記にするのが難しいです。地名などは、様々ですね。コリントスとなってる本もあればコリントになってたり。地名をポンと言うならコリントス。でも、コリントスに行く、と、言いたいならコリント、でいい。
語尾変化で言いたいことの何割かがわかるので合理的なのかもしれませんが。

なんとなくギリシャのことを思い出していたいので、かつてのスパルタの思い出…。
オリーブの樹ばかりだからか、小さな虫がたくさん飛んでいました。顔や髪やそこらじゅうに付くのにビックリした覚えがあります。
バスターミナルに着くと、驚くほど静かで何もない簡素な広々とした、整然とした街だと感じました。それでも広場にはドーナツ屋さんなどがあり、ドーナツで一休みしました。観光地ではない、ここは。とすぐに思いました。
あまりに素っ気なくて、飾り気がなくて、今頃、私はホントにあのスパルタに行ったのか!!とビックリするくらい、実感がありませんでした。
観光客へのコビ?みたいなものは、ゼロ!でした。
でも絶対迷うことはない道。ホテルもちゃんとあります。スパルタの町から行けるミストラ遺跡まではバスですが、わかりにくく本数も少ない…でも、ちゃんと行けます。ミストラはなかなか観光客を甘やかさない体力勝負の遺跡ですが、絶景です。自分の身体全体でひたすら登りながら遺跡を体感するので、段々色んな余裕がなくなり、外国人であることも忘れて、かつてあったその街に生活してる子供になったようなニュートラルな感覚に陥ります。

なんだか大きな手応えみたいなものはすぐには感じないのに、素っ気なくて盛り上がりにも欠ける町なのに、行ってよかったな、と心に残る不思議な町でした。