レシムノに憧れて

雑記以外の何物でもないです。趣味はエコとギリシャです。

愛のこもったシェイビイングジェル

2年前。
ふと家を見渡してみると、特に意識したわけではなく、段々と洗剤が姿を消していった我が家。食器洗いはほぼアクリルたわしで洗剤なし。必要なときはフロッシュ。歯磨き粉もハンドソープもシャンプーも石鹸も自然派のもの。
洗濯は酸素系漂白剤とクエン酸で、掃除も家中、重曹クエン酸です。
こう書くと、めんどくさいこだわりの自然派に聞こえますが、単純にわくわくしながらこれ好き!これでいいじゃん!いけるじゃん!と変えていったらいつのまにかそうなっていたのです。

ペットもいて小さい子供もいたので、口に入ったらあぶない!がない、洗剤に関して危険がなくストレスフリーな我が家でした。

しかし!
よくよく見ると、ひとつだけ強烈な匂いを放つ、化学的なものが洗面台に…!

夫のシェイビイングジェルでした。
自分がノータッチな洗剤なので気づきませんでした。

その頃、アロマのワークショップに行き始め、こんな物も自然素材で作れるんだあ!と更に自分の好きな世界を広げていました。
子供も使えるハンドクリームやマッサージオイルなどなど…アロマオイルを使った自然素材のもの、まさに自分の好きなものにドンピシャで、とても楽しいクラフトタイムでした。

またその素敵なアロマの先生との出会いはとても大きく、そのとき夫に対して不満しか持っていなかったのが、先生と話す中で夫の今の状態を冷静に知ることができ、まずは夫を癒したい、大事にしたいと思うようになりました。それが、自分を大事にすることになるということもわかりました。

さて次回は何を作りたい?リクエスト受け付けますよ、と言ってくれた先生。

そのとき、シェイビイングジェルに気づいたのです。おそるおそるリクエストしてみると、OK!と、それまでメニューになかったのに、新たに調べて試作してレシピを作ってくれました。

そして先生に教わって初めて作ってからもう2年。もう先生との定期的なワークショップはなくなってしまったのですが、ずっと作り続けています。
夫が気に入って、前はストレスで吹き出物がでやすかったのに出なくなった、剃り心地も気持ちいい!と、なくなったら作って、とリクエストしてくれます。
そのたび、とてもとても嬉しい気持ちになります。
その後妊娠したときも、一度作れず、仕方なく夫が前に使っていた市販のジェルを買って使っていたら…つわりにはその匂いはものすごい破壊力でした。すぐに作りました。
アロマシェイビイングジェルは、使った後の洗面台の香りも爽やかでナイスです。

子供も2人になり、私もどんどんおばちゃんの要素が増え、夫との関係も以前の関係とは違うものになっていきつつありますが、シェイビイングジェルには間違いなく、私から夫への愛がこもっています。

とても簡単にできるし作るのも10分くらい、で、ジェルになっていくさまが楽しいので、誰かにすすめたいけど、そういえば進めたことがなかったので、書いてみました。