レシムノに憧れて

雑記以外の何物でもないです。趣味はエコとギリシャです。

帰ってきた父ちゃん

夫の故郷に越してきて3つ目の季節を迎えようとしています。
都会で鍛えられた私の自転車筋肉はほぼ消滅しました。歩行筋肉も、ほぼサヨナラとなりました。
かつては3キロを歩いて通勤していた私ですが、ほんの数百メートル先も車に乗るようになりました。

しかし、楽です!

田舎の子育ては楽です!
急病などの緊急時には困ることもあるでしょうが、日常は楽です!

どこにいくにも、雨の日も風の日も雪の日も、自転車の前後に子供を乗せて傘をセットして、保育園、駅、と過酷なサイクリング。それがまたオフィスカジュアルな服で全てをこなさないといけないのです。都市部では。

今は…、車で快適に送り迎え&通勤です。制服のある会社なら、もう家から制服です。

そして、都市部ほど、目を光らせなくても、隣の近所の大人がみんな我が子を知ってくれています。
ここでは匿名性はゼロに等しく、みんなが自分が誰か、何者か、をいつでも背負って行動しています。

それと、一番私が嬉しく思ってること。
父ちゃんたちは、早くに家に帰ってきてます。
都市部では、もちろん様々な職業の人がいますが、旦那さんの帰りは20時過ぎる、なんて言う人が殆どなのではないでしょうか。うちの場合は21時には帰れたらいい方でした。

子育てがぐんと楽になりました。今まで、魔の夜の時間を全部一人でこなさなければならなかったのが、なんなら私の方が遅くなったりするくらいで、父ちゃん不在の夕飯はゼロになりました。
これは、本当に本当に素晴らしいことで、まさに別世界です。

今も都市部で多くの人の中で気を遣いながら、一人で奮闘しているお母さん達がたっくさんいることを思うと、涙を浮かべてエールを送ります。