よそのお家の洗濯に接して
近づくとふんわりいい匂い。ほんとに？なくてもいい匂いかも…
よそのお家に数日滞在して、洗濯をさせてもらって感じたことを書きます。
そのお家に対することでなく、この国の常識になっている洗濯について思ったことです。
あふれんばかりの花が咲き乱れるパッケージのボトルに入った、水色のその液体洗剤は、きっとふんわりいい匂いのもとなのだと思います。
でも、私はそれだけでもう匂いが受け付けなく感じたので、それとこれね、と教えてくれた柔軟剤はせっかくですが使いませんでした。洗剤プラス柔軟剤、これが常識です。
しかし。
柔軟剤を使って洗っているそこのお宅のタオルは、びっくりするほど水を吸いませんでした。お風呂上がりも体がぬらぬらして全然拭けてない。食器を拭くのも全然水気がきれない。
長年品は変われど洗剤、柔軟剤、の洗濯をしてきているので、この感じが当たり前なんですね。
家に帰って、少しゴワゴワながらもしっかり水分を吸ううちのタオルを、とても頼もしく思うと同時に、これが多分多くの世帯で当たり前じゃなくなってることに改めて愕然としました。
そこのお宅は清潔で、あたたかく、常識的なきちんとしたお家。人や世の中をあたたかく受け入れ否定することのない、優しい人達。売ってるから安心して使ってるのです。 家族のためによかれと思ってふわふわにするべく使ってる柔軟剤で、タオルをぬらぬらさせられてることを思うと、一瞬この経済第一のこの国がほんとに嫌になります。
かつてのある日のスパルタ
ギリシャ語で言うと、スパルティです。というかいつも思いますが、ギリシャ語は動詞も名詞も、人の名前さえも語尾が変化するので、名詞を日本語表記にするのが難しいです。地名などは、様々ですね。コリントスとなってる本もあればコリントになってたり。地名をポンと言うならコリントス。でも、コリントスに行く、と、言いたいならコリント、でいい。
語尾変化で言いたいことの何割かがわかるので合理的なのかもしれませんが。
なんとなくギリシャのことを思い出していたいので、かつてのスパルタの思い出…。
オリーブの樹ばかりだからか、小さな虫がたくさん飛んでいました。顔や髪やそこらじゅうに付くのにビックリした覚えがあります。
バスターミナルに着くと、驚くほど静かで何もない簡素な広々とした、整然とした街だと感じました。それでも広場にはドーナツ屋さんなどがあり、ドーナツで一休みしました。観光地ではない、ここは。とすぐに思いました。
あまりに素っ気なくて、飾り気がなくて、今頃、私はホントにあのスパルタに行ったのか！！とビックリするくらい、実感がありませんでした。
観光客へのコビ？みたいなものは、ゼロ！でした。
でも絶対迷うことはない道。ホテルもちゃんとあります。スパルタの町から行けるミストラ遺跡まではバスですが、わかりにくく本数も少ない…でも、ちゃんと行けます。ミストラはなかなか観光客を甘やかさない体力勝負の遺跡ですが、絶景です。自分の身体全体でひたすら登りながら遺跡を体感するので、段々色んな余裕がなくなり、外国人であることも忘れて、かつてあったその街に生活してる子供になったようなニュートラルな感覚に陥ります。
なんだか大きな手応えみたいなものはすぐには感じないのに、素っ気なくて盛り上がりにも欠ける町なのに、行ってよかったな、と心に残る不思議な町でした。
洗濯に関する一部
前に記事にしかけて頓挫した洗濯に関して。今、私のスタイルができつつあります。
その一部ですが、脱水時間を短縮しました。
以前は、シワ対策もかなり大きなテーマだったのですが、これは、デフォルトで10分になってた脱水時間を3分に変えることで、かなり解決しました。シワは脱水の時についてたんですねえ。3分だと当然水分も含んでるので、終わった時点のシワは劇的に少ないですし、あってもすぐにのびます。洗濯が終わってすぐ干せなくてもシワのダメージはありません。取り出す時もそんなに激しく絡まってないしイー！！ってなりません。
つけおき洗濯なので、洗い時間も少なくてよい、洗剤が優しいのですすぎも一回で済む、さらに脱水時間を縮めたので、洗濯時間はついに20分ほどになりました！！
残りの部分はまた。
晴天の日にカーテンをひいて
このマンションに引っ越してきて、2年半が過ぎました。
そのときに、窓のサイズを測ってカーテンを注文し、購入しました。それまで出来合いのカーテンしか買ったことがなかったので、サイズを測って長さを考え、ドレープを出すかフラットにするか考え、相談して生地を選んで…、出来上がったのが届いて、いよいよセットして、というのが初めての経験で、全て楽しかったです。
そんなカーテンを、実は一度も洗っていませんでした。
今日はいい天気。明日は台風の影響で雨。何か今日のうちに大物を洗いたい…と思い、初めてこのカーテンを洗いました。
洗ってるときの洗濯槽を覗いたら！！
びっっっっくりするほど水が真っ黒でした！！
今まで！乳幼児がいるのに！！こんなものを部屋にーー！これを通した風を部屋に！！
大ショックでした。
幹線道路沿い。その上には高速道路。
改めて、この居住環境について考えさせられました。鼻毛が濃くなってしまった娘…。ごめんよ。
ともあれ、洗いあがって激しくスッキリしました。
しかし、この晴天に。
娘も休んで日中いたこの晴天の日に、乾かすために1日カーテンをぴたっとひいたまま開けられず、昼から照明をつけて過ごしたのは、考えたらわかるのに想定外でした。昔からありとあらゆることに対する見積もりが甘い私です。
オムツで得しました。
カテゴリーを布おむつにしたのが、正しいのかどうか、私の文章がどこに向かうのか、自分でも未知数です。
先日、裸足で家の中をウロウロしていると、五歳娘に「ママ足の裏汚い！」と言われました。
その日は保育園の送り迎え以外特に出かけてもなく、送り迎えのときも靴下を履いてから靴を履いたので、足の裏が汚れてるわけがありませんでした。家の中だって雑巾掛けをマメにはしてませんが、汚くなるほど汚れるはずないし…何なの⁉︎と思って足の裏を見ると…
なんかカカトに茶色いのがついてます。ん？なんか踏んだかな？とティッシュでこすりとり、匂いを嗅ぐと、(´Д` )…
おそらく、高齢になったペットの失敗固形が飛んできたものを踏んだようです。
いつ⁉︎いつからついてた⁉︎私和室やら五ヶ月娘の布団やらあちこちウロウロ踏み散らかしてた！！ソファの上でも三角座りしてたし…。あまりの匂いと、娘たちの為に清潔にしたい気持ちで体に鞭打って日々頑張ってる自分が、それをあちこちに広げてしまったかもしれないことに泣きたくなりました。
しかしその足跡は、どこにも見つけられませんでした。なんだろ…歩いたくらいではそこまで拡散力はなく、私の足のみに強力についていたようです。
よかった…と思ったのもつかの間、ん！けっこう正座してたぞ！と思い出して、姿見に自分の後ろ姿を写してみると、白地の部屋着ズボンのちょうどお尻のあたりにカカトがあたっていたようで。白地ですもん。(´Д` )
洗濯機に入れました。
しかし次の日洗濯槽から取り出したズボンには、まだシミが残っていました。
でも、思い出しました。
うんちオムツも、今レモン色でも、日光に当てて乾かすと、真っ白になる！
ペットのものも例外ではありませんでした。
無事に真っ白になりました！結果真っ白になるにしても、真っ白になると知っていて落ち込む時間が少なくて済んで、実際真っ白になってホラね！私知ってたもん！布おむつだから！と得意になったのは、なんだかただ真っ白になるより5倍くらい得な気がしました。
テーブル菜園
豆苗の再生栽培はエコになるのでしょうか？？
豆苗の生産者は太っ腹で誠実な方とお見受けします。だって、パッケージに、切った後も、また根を水につけておけば再生して食べられます、と書いているんですから！脱帽です。2回はおいしく再生できるので、２回分損、というか消費者が購入する機会を辞退してるんですから！
それともそれを込みの価格設定なんでしょうか？
それとも再生が楽しいからまた買う、という私たちの気持ちもお見通しなのでしょうか。
豆苗、栄養もあるしちょっとした彩りになるし、姿もぴょんとして可愛いし、味も誰も押しのけることない空気のような味ですし、そして、前述の通り再生が楽しいし、最高です。
再生栽培中の姿を見ていると、日光に向かってわかりやすくくねっと先がみんな揃って曲がっている姿が可愛い。思わず向きをずらしてみて、数分後にみると、ちゃんとまた方向を修正してくねっと日光の方に曲がってます。テーブルの上に命が！と楽しくなります。
最近は、5歳娘と5ヶ月娘に、自由に手でちぎって収穫してもらっています。
5ヶ月娘も一度教えると楽しかったようで、今では抱っこで豆苗の前に座ると、ぱあーっと嬉しそうな表情をで両手を伸ばし、豆苗をわしづかみにして、ちぎります。そしてそれを私がもらい、ちぎり、もらい、の楽しい収穫タイムです。
5歳娘もそれを見るのも、同じようにちぎるのも楽しく、ハイテンションです。
収穫の後はちょっと荒れた田んぼのようになってしまいますが…もうそろそろ終わりかなっていう再生回数の段階なので、まあ無駄にはしてないと思います。
今日はそれを茶碗蒸しの上に最後に散らして食べました。
